胃がんや胃潰瘍の早期発見を目的に以下の年齢に達する方を対象に胃内視鏡検査を実施しています。胃内視鏡検査とは、先端に高性能カメラのついた細いチューブを口や鼻から挿入し、食道・胃・十二指腸を観察する検査です。検査により、胃がんや胃炎・胃潰瘍等の診断が可能な検査となっています。
【対象年齢】 年度末年齢が50歳・55歳・60歳・64歳に到達する被保険者

Ⅰ-1.定期健康診断と同時に受診する場合
事業所が実施する健康診断と同時に胃内視鏡検査を受けます。事業所の定期健康診断を実施する契約健診機関が近隣にある場合に利用できます。
≪受診期間≫ 対象年齢に達する年度4月1日~翌3月31日まで
Ⅰ-2.健保提携の検査機関で受診する場合
事業所内の会議室等で巡回健診を受診する場合などは、別日で胃内視鏡検査実施機関リストより検査機関を選び、胃カメラ検査を受診できます。全国約500施設の検査機関より選ぶことができます。予約はWebまたは電話で行います。費用関係なく胃内視鏡検査を受診できます。委託機関は㈱ベネフィット・ワンとなります。
≪受診期間≫対象年齢に達する年度5月中旬~翌2月末日まで
≪申込期間≫対象年齢に達する年度5月中旬~12月最終営業日まで
申込マニュアルおよび検査機関一覧はこちらからダウンロードできます。 【申込マニュアル】【検査機関一覧】【検査機関一覧】
Ⅱ.事後精算を利用する場合
特定の消化器内科等の主治医の指示のもとでの胃内視鏡検査の受診や、胃内視鏡検査実施機関リストに載っていない検査機関に検診で受診を希望する場合※は、検査の予約から費用精算までを全てご自身で行い、後日健保組合へ検査に要した費用を請求することができます。
※全額個人負担し、健康保険被保険者証を使わない旨を伝えてください。
(保険診療(3割)で受診した場合は、診療報酬に基づき一律4,500円(上限を下回る場合は実費)の補助となります。)
≪受診期間≫対象年齢に達する年度4月1日~翌3月31日まで
≪申請期間≫翌年4月10日健保組合必着(土日祝日の場合はその翌営業日)
事後精算申請書はこちらからダウンロードできます。 エクセル版 【胃内視鏡検査事後精算申請書】
PDF版 【胃内視鏡検査事後精算申請書】 【見本】
※検査実施内容確認のため、領収証の原本の他に領収明細等検査実施内容の確認できる書類を併せて添付してください。
※提出いただいた領収証はお返しできません。
Ⅲ.注意事項
・検査中に発見された潰瘍・ポリープの切除等の保険診療扱いとなる場合や、治療目的で受けた検査は補助の対象外となります。
・全額自己負担で受診した高額な胃内視鏡検査代については、健保組合にて査定し支給額が減額となる場合がありますのでご了承ください。(平均的な胃内視鏡検査代は20,000円です)